ボブ・ディランと並び称せられるシンガー・ソングライター、“ティム・ハーディン”。ペインテッド・ヘッドと題されたアルバムはこれまでとは違い、全て他のシンガー・ソングライターの作品を歌ったもの。ブルース・シンガーのウィリー・ディクソン、当時新進のランディ・ニューマン、バッドフィンガーのピート・ハム、ジェシー・ウィンチェスターやトラディショナルまでをその錆びた歌声がこれらの曲に新たな生命力を与えている。「ぼくはソングライターでもなければシンガー・ソングライターでもない、ぼくは歌手だ」と言いきった彼の面目躍如たるものがあり、このアルバムを感動的なものに。1972年春、ロンドンのアップル・スタジオで録音され、プロデュースはシャドウズのトニー・ミーハンエンジニアはジェフ・エメリック、参加ミュージシャンはピーター・フランプトン、アラン・デイヴィスなどのメンバー。
1. You Can't Judge a Book By Its Cover
2. Midnight Caller
3. Yankee Lady
4. Lonesome Valley
5. Sweet Lady
6. Do the Do
7. Perfection
8. Till We Meet Again
9. I'll Be Home
10. Nobody Knows When You're Down And Out